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ディレクトリ自身はファイルであり、他のディレクトリに登録されねばなりません。その結果、下図のようなディレクトリの階層構造が存在します。Linux システム上には階層構造の頂点に「ルートディレクトリ」と呼ばれる特別なディレクトリがひとつだけ必ず存在し、階層構造が(図中において)上方向に延び続けるのを防いでいます。また、このルートディレクトリは「 / 」(ひとつのスラッシュ記号)で表現されます。
前ページで参照したユーザ名 taro の作成したファイル test1.txt は赤色で表示された管理状態となっています。このファイル test1.txt は Linux システム上で「 /home/taro/test1.txt 」のように表現でき、システム上ではこのような表記方法でファイルを特定できる仕組みになっています。仮にユーザ jiro が同じ名前 test1.txt でファイルを作成した場合には「 /home/jiro/test.txt 」と表記され、完全に区別されます。
ファイル指定「 /home/taro/test1.txt 」の先頭の「 / 」記号はルートディレクトリを表しています。以下、どのディレクトリに管理されているファイルなのかを辿り、ディレクトリ名とディレクトリ名の区切り記号として「 / 」が置かれます。ファイル指定表記を Linux システムでは「パス名」と呼びますが、このようにファイル指定が「 / 」記号から始まる表記を「絶対パス」と言います。
ユーザ名 taro でログインすると(標準的には)下図のようにディレクトリが用意され、自動的に「現在のディレクトリ」として設定されます。このログイン直後に設定される「現在のディレクトリ」は「ホームディレクトリ」とも呼ばれます。

DebianGNU/Linux では(他の多くの Linux でも同じですが)「ホームディレクトリ」は「 /home 」にユーザ名をファイル名としたディレクトリとして置かれています。すなわち、ホームディレクトリの絶対パスは「 /home/ユーザ名 」といったようになり、ユーザ名 taro のログイン直後の「現在のディレクトリ」(すなわちホームディレクトリ)は「 /home/taro 」となります。
このページ、追って更新・追記します。
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